<オリジナル写真> | <血統> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012年9月 小倉競馬場・小倉2歳S (GV) |
2010年4月5日生 第6仔 アイルランド産
クロス : Great Nephew 5×5 近親 : ゴールデンシルカ(英独8勝 独2歳牝馬チャンピオン) |
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<収支> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
( 入会金と会費は含みません ) |
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<出資理由> | <成績> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今年の募集締め切りギリギリの2012/2/29、駆け込みで出資申し込みしました。そこに至るまでの紆余曲折、綴ります。 2011年産の一次募集で一番欲しかった馬は満口で出資できず、次点候補のマンバラの10に出資しました。例年、二頭出資しているので、二次募集では一番欲しい馬を買いたい。そう思いながら二次募集のDVDとパンフレットをチェックし、エーシンブランディの10を選び出しました。通常ならそのまま出資していたパターンでしたが、たまたま二次募集の展示会に参加し、その馬体の小ささを目の当たりにしてしまったが故に出資を躊躇し、結局満口になってしまいました。 一次募集、二次募集の売れ残っている馬の中から選ぼう。エオルスハルフェの10を買うつもりでした。でも何かスッキリしない。4年連続ロージズ産駒って…データ的にロージズ×トニービンは堅実ってのはあるのですが、それだけでは満足できなさそう…じゃ、ダイイチシガーの10にしよう。ダイイチシガーの全妹ダイイチビットはマイネルチャールズの育ての母で縁を感じるし。でもイサベルと血統似てるんだよねぇ…馬体小さいし…いっそのこと、1/200口募集の高額馬から選んじゃおうかな…でも納得いく馬がいないんだよねぇ。 外国産馬メインの特別会員募集が始まりました。フォーエヴァシルカの10とエリザベスストリートの10が良さ気。でも共に3000万円以上の価格で、1/100口募集。未知の血統の馬にそんな高額なお金を払えるのか?それなら無理に出資せずに、2012年産募集に予算を残しておけば良いのでは? 半年以上、出資馬を絞れない悶々とした気持ちを持ち続けて迎えた2012年2月の後半、初心に帰ろうと思いました。今、一口馬主で僕が目指しているのは何?「その父も母も自分の出資馬という募集馬に出資し、その馬と共にウイナーズサークルに立つこと。」イサベルが繁殖に上がるのは確実な現状で、足りないのは父馬。種牡馬になれる位活躍できそうな牡馬で、イサベルに種付けしても支障がない血統の持ち主の牡馬を選ぶ。この馬しかいないなぁ。フォーエヴァシルカの10。歴史的円高の昨今に外国産馬を買うもの悪くない。やっと気持ちが固まりました。 2012/2/29はレアな日でした。4年に一回の閏日で、東京で大雪が降った日で、大好きなアーティスト東京事変が解散した日です。そんな日に、日本には存在しない血統を持つ期待の牡馬を購入する。これだけレアなことが重なれば、きっと良い結果が出ると信じてます。 僕の中では、彼の名前は「マイネルインシデンツ」。東京事変(Incidents Tokyo)から命名してみました。サンデーサイレンスの血が溢れるこの時代に、インシデンツを起こしてほしいのです。 |
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<引退後> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
先日、エテルネルの引退が決まりました。最近の成績や動向から、薄々、そろそろ引退かもって思ってたのですが、油断したまま公式サイトの情報アップを確認したら、引退の文字が…かなり動揺しました。 でも、今後はJRA馬事公苑で乗馬となる予定。もしエテルネルが乗馬になることができたなら、レーニア・チャールズに次いで出資馬3頭目の転身馬です。経済動物であるサラブレッドが引退後に行き先があるのは本当に嬉しいことです。いつか会いに行きたいと思っていたのですが、馬事公苑は施設整備工事のため、2016年12月31日をもって休苑。工事期間中、2020年の夏季には東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の馬術競技を開催する予定で、再開は、現在のところ2022年秋頃を予定しているとのこと。会えるのは5年後?それまで永らえてほしいです。 エテルネルの引退を機に、彼との思い出を振り返ってみます。 まず最初に思い出されるのは、初めて会った夏のラフィアンツアー。彼は外国産馬で特別会員募集馬だったので出資前に会う機会が無く、このタイミングでの初対面。ツアー参加者にお披露目されるために小さな柵の中に1頭でいました。僕の先入観ですが、外国産馬→外国人→日本人じゃない→話が通じない→怖いというような感覚があり、外国産馬というだけでエテルネルに良いイメージを持っていませんでした。でもエテルネルとファーストコンタクトを取ってみると、そのイメージは一瞬で払拭されました。とにかく可愛かった。いたずら好きっぽい目をクリクリさせながら近づいてきて、僕が差し出す手をハミハミ甘噛み、一転強めに噛んで僕が「痛!」とリアクションすると、「フフ〜ん、驚いた?」とでも言ってるようなすまし顔。一発でやられた、虜です。過去の出資馬で一番プリティーだと思ってます。 小倉2歳ステークスの勝利も嬉しかったです。僕が学生の頃、初めて「競馬」に触れた場所・小倉競馬場の重賞のウィナーズサークルに立てたことは一生の思い出です。当時はイギリスダービーに登録って話題になりました。夢見させてもらったなぁ… 他に現地応援したレースでは、マイネルホウホウが勝って柴田大地騎手が男泣きしたNHKマイルカップでのブービー、観光も楽しかった函館スプリントステークス、ロードカナロアとハクサンムーンのスプリント2強と対戦して4着したセントウルステークスなんかが印象深いです。 愚痴的ですが、2016年の重賞4連続挑戦はホントに止めて欲しかったです。重賞では力不足なのは明白なのに、果敢にトライし過ぎ。それがラフィアンらしいですが、出資者としてはチャンスがあるオープン特別で走って欲しかった。得意な夏場なら、上手いこと展開が向けばもう一つ勝てたんじゃないか?ダートももっと早い年齢で試して欲しかったなぁ。でも、獲得賞金の関係で出たいレースにも出られず、障害の練習を試みていたのは、引退時の説明を読むまで知りませんでした。てっきりエテルネルに障害の適性があると陣営は見ているものだと思ってました。あの短距離馬のエテルネルが障害だなんて、やっぱりプロの見方は違うんだなぁって。クラブには定期的な近況報告において型通りのコメントではなく、そういった事情もその都度教えて欲しいものです。 エテルネルの出資理由でも書きましたが、彼の出資は相当迷いました。社台のラルムドールよりも悩んだかも。当時の苦悩の感覚は未だに覚えています。そうして出資した馬は後々「永遠」の意味を持つ名前になりました。「永遠」が「引退」する。馬とは関係ないのですが、最近ずっと続けてきた事が途絶えそうでした。エテルネルが終わるのだから、その事も終わる。そんな暗示めいた気持ちでした。でも、その事は紆余曲折でギリギリ繋がり、エテルネルはかなり先の話ながら会えるチャンスが生まれました。どちらもこの先どうなるか分かりませんが、なるべく長く「永遠」であって欲しいです。2017/3/13 |